私の中にあと二人いる【番外編】


「じゃあ…
二番の人が王様をマッサージする!」


僕は、ニコッと笑い言った


「「「「……マッサージ?」」」」


みんなは僕の言葉を聞いて
不思議そうな顔をしていた


みんな、僕が王様になったから
何か厭らしいこと考えてるとか思ったんだろうね〜?

でも、案外外れてはいないよ?


「はい、じゃあ二番の人誰かな〜?」

「僕だよぉ」


僕の言葉に千が手を挙げた


へぇ…
千だったか…


僕は千を手招きすると
千を僕の後ろに立たせ、肩をマッサージしてと言った