私は温泉から上がって部屋に戻ると
慶都や良太が遥ちゃんの隣に座って質問攻めしていた


「遥、大丈夫だった⁉︎
何もされてない⁉︎」

「遥様!
あの眼鏡野郎に変なことされませんでしたか⁉︎」

「身体とか隅々まで洗ってあげますとか言われなかった⁉︎」

「二人っきりの温泉で
誰も見てないから…とか言われませんでした⁉︎」


あなたたちは、私をどういう風に見ているのですか…!

あなたたちと一緒にしないで欲しい!


「あっ、アキラ!

僕、あんなアキラ ( 真剣な顔で遥ちゃんに聞いていた顔 ) 初めて見た…
僕ね…すごくゾクゾク ( 気に触ることを言って怒らせた )した…

まさかアキラが
あそこまでする ( 言う )なんて思わなかった…」

「えっ…ちょっと待ってください…!」


遥ちゃんは、私に気づくと
二人から離れ抱きつき言ってきた


「アキラぁ!てめぇー!!」

「は、遥様が穢れてしまった…!!」


二人は意味深な発言をした遥ちゃんの言葉を間に受け、私を責めてきた


「フフッ…
僕を怒らせた罰だよ…」


遥ちゃんは私に抱きついているから
二人には聞こえない声で話してきた


さっきのことの仕返しですね…


私の側でニヤニヤと笑っている遥ちゃんをよそに、二人は私の意見など聞かず私は責められていた