千代紙の小鳥

「この光が──・・やめないでください。」


(どういう事?あなたは誰?)

少女が私の質問に答える事はなく。安穏を孕んだ笑みを残してその怪光と共に闇へと溶けるように消えていきます。


と、怪光と少女が消えた途端に桜がその色を戻し舞い踊るというには些か乱雑で、どちらかと言えば乱れ舞う。という方がしっくりとくるほどに舞い始め、私の視界を埋めていきます。

(な、に………わ!ちょ…)

そして、私の意識はそう叫んだ所で途絶えたのは覚えています。