会計を済ませて店を出ると、冬馬は少し離れた所でまだ話していた。
私たちが付き合い始めたのは、去年の今頃だった。
冬馬のアルバイト先に私はお客で行った。
近所のラーメン店。
スープは黄金色で、麺はちぢれ麺。くせもなくて、さっぱりしていて、小さい頃から親と一緒にきていた。
店員に気を止めることなんてなかったけど、友達の咲と綾と3人で行ったとき、デザートにココナッツ杏仁を頼んだときに冬馬が持ってきた。
私は一瞬で恋に落ちた。
まるで、そこには冬馬しかいなくて、ラーメン店なのにキラキラしてみえた。
……か
………まいか!!
「え!?あ、な、何?!」
「何ぼーっとしてんの!?」
「冬馬、ここでバイトしてたんだ~」
「綾ラーメンとか食うんだ」
「まいかが、ラーメン好きなんだよ!!あ、冬馬、こっちは咲で、こっちがラーメン大好きまいか」
「ちょっと!その紹介おかしくない?!」
「事実じゃん、こんにちわ。綾、知り合い?」
「うん♪幼馴染み!!冬馬だよ~」
「こんにちは。」
愛嬌のある笑顔で、もっと恋に落ちてしまった。
それからというもの、家が近いのもあってわざわざ、冬馬がアルバイトを終える時間に前を通ったり、親とラーメンを食べに行った。
あしげく通って、もちろん仲良くなり、人生初めての告白もした。
冬馬を好きになって、毎日がキラキラしていた。
私たちが付き合い始めたのは、去年の今頃だった。
冬馬のアルバイト先に私はお客で行った。
近所のラーメン店。
スープは黄金色で、麺はちぢれ麺。くせもなくて、さっぱりしていて、小さい頃から親と一緒にきていた。
店員に気を止めることなんてなかったけど、友達の咲と綾と3人で行ったとき、デザートにココナッツ杏仁を頼んだときに冬馬が持ってきた。
私は一瞬で恋に落ちた。
まるで、そこには冬馬しかいなくて、ラーメン店なのにキラキラしてみえた。
……か
………まいか!!
「え!?あ、な、何?!」
「何ぼーっとしてんの!?」
「冬馬、ここでバイトしてたんだ~」
「綾ラーメンとか食うんだ」
「まいかが、ラーメン好きなんだよ!!あ、冬馬、こっちは咲で、こっちがラーメン大好きまいか」
「ちょっと!その紹介おかしくない?!」
「事実じゃん、こんにちわ。綾、知り合い?」
「うん♪幼馴染み!!冬馬だよ~」
「こんにちは。」
愛嬌のある笑顔で、もっと恋に落ちてしまった。
それからというもの、家が近いのもあってわざわざ、冬馬がアルバイトを終える時間に前を通ったり、親とラーメンを食べに行った。
あしげく通って、もちろん仲良くなり、人生初めての告白もした。
冬馬を好きになって、毎日がキラキラしていた。