「…ちゃん、えみちゃん。大丈夫?顔色悪いわよ。今日はここまでにしとくわ。早く帰りなさい。何かあったらまた訪ねて来なさい。
いじめのこと、なにもしてあげられなくてごめんね。」

「はい。ありがとうございました。機会があればまた。」

私は逃げるようにして走った。