「好きです。俺と付き合ってください。」 「・・・遠慮しておきます。」 「なんでぇ~。俺のこと嫌い?」 「別に。なんとも思って無いだけ。」 「うっわー、相変わらずひどいねー、優希(ユウキ)ちゃん。」 放課後の東棟3階音楽室。 誰も居ない静かな空間が好きな私はそこでいつも大好きなピアノを弾いていた。 東棟の3階には特別教室くらいしかなくて、放課後は滅多に人が来ない。 静かな空間が好きな私にとって絶好の場所だった。 ・・・そう、過去形。