ほんとはね


当たり前の日常が嫌だった


一日に何十通もやりとりする
メール

 
朝のお迎え

 
二人で必ず過ごす
放課後、休日


キミの愛の深さに嫌気がさしてた


好きでいてくれなくていい
愛してくれなくていい
この腕からのがれたい


だから逃げたの
裏切ったの


自分から
手を離すことができないから
嫌われようと思ったの


それでもキミは
私が逃げたことを
自分のせいにしたんだ


キミが悪いんじゃないのに

私は私に嫌気がさしたんだ


キミに
何もしてあげれてない
んじゃないかって思った

与えられてばっかりで


自分が惨めに思えたの