ちび恋



 ……膝立ちしないでソファに立てばいいか

 上靴を脱いで、お行儀が悪いけれど、ソファの上に立って窓を閉めた

 降りようと思い、視線を下にやると彼と目があった



 (あれ?さっきまで寝てなかったっけ?てか、顔近くない!?)

 数日前に抱きかかえられた時よりは離れているけど、それでも近い距離に

 彼の顔があって、なんだか恥ずかしくなって顔が暑くなった



 一人で赤くなってる私に構わず、彼は少し眠そうな声で気だるそうに、

 「………ソファの上に立つなんて行儀悪いよ?」と言ってきた

 「分かってますけども!ソファに立たざるを得なかったのは、君がたくさん

  置いていた本のせいなんだけど!?」

 「声うるさい、図書室では静かにしなきゃ、ね?」