好き好き大好き

「着いたー!!」






水族館に着いてはしゃいでると拓磨さんに止められた。







「落ち着け。」







「はーい。」







そして、暗闇のコーナーに着いた時、急に電気が全部消えた。






「え、なに?何かの演出?」







あーちゃんの声は聞こえるけど、暗いところが大の苦手の私には声も出ないほどの恐怖だった。






「來華?いる?」







「……」






「なんだよこれ。てか、陽帆どこいんの?」







「ここだよ。」






声的にあーちゃんと当麻は合流できたみたい。





だけど、私は恐怖で一向に声が出せないままその場に座り込んでしまった。




やだ、怖いよ。
誰か来て…。






「………拓磨さん…。怖いよ…。」







「來華。やっと見つけた。」







「…拓磨さん…」







「ったく。ほんと世話の焼けるやつ。探すの大変だったんだぞ。」







私は無意識に拓磨さんに抱きついてた。
見つけてくれたのが拓磨さんでよかった。

拓磨さんに見つけられてなかったら私は…。





「…大丈夫だから。抱きついてていいから。」






私は泣きながら拓磨さんに抱きついてた。





気づけば電気はついて、意外と近くに当麻たちに近かったことに気づいた。






「あ、明かりついた。」






「…來華。」







「悪い、二人とも。これからは別行動にしてくれないか?」







拓磨さんがふいにそんなことを言い出した。






「私はいいですけど…」






「仕方ない、」






そして、わたし達は水族館の人気のない場所に移動した。