好き好き大好き

「來華ー、入るぞー?」






「うん。」








お兄が部屋に入ってきた。







「どうしたの?」







「当麻がさ、最近荒れすぎてんだよ。」







「…私も頑張って入るんだけどなかなか。」






「一回さ、ダブルデートでもしてみたら?陽帆もいるし。」






「私と拓磨さんとあーちゃんと当麻で?」







「そしたら、諦めるだろ。」







そしてお兄の提案で、土曜日はダブルデートをすることになった。






「…ごめんなさいってば〜。」






「別に怒ってない。」






「…夕方になったら別行動にしませんか?」






「別行動?」







「…私だって拓磨さんと二人になりたいです。」






下をむいていうと、ほっぺを両手で包まれ、上に上げられた。





「絶対だぞ。」







「はい!」







そして、先にあーちゃんが来た。







「おはようございます!久しぶりですね、拓磨さん。」






「陽帆ちゃんはほんと何も変わらないな。」






「そんなことないですよ〜。」






「当麻と付き合う気はないのか?」






「ないですよー!」






そうこうしてるうちに当麻が来た。







「おい、來華。どういうつもりだよ。」







「だって当麻、拓磨さんいるって分かったら来ないでしょ?」






「だからって…」







「いいから。時間あるし行こう?」







今日の昼までの予定は水族館。
それまでは四人で行動する。






「楽しみ!」






そう言ってバスに乗り込んだ。