月と光のmusic

しないよ。


「だよね。…良かった。」


…今、良かったって言った?


「あ、いや、何でもないっ!!
じゃあ、部活、行くね!!」


あっ、おい待てっ!!


「え?」


俺は慌てて月乃の腕をつかんだ。


お前、何か他に言いたいことがあるだろ。


「…ないよ。」


いーや、ある。


この慌てっぷりといい、態度といい、


小さい頃から変わっていない。


何かあるなら俺に話せ。


ずっと窓の外向いて話して、


何もないっていう方がおかしいだろ。