「で、その話、断るよな??」


睨むなよ。


あ、そういえばこいつ、上島先輩のこと…


「お前こそ、言ったらばらすからな!!」


はいはい。


そんなに必死にならなくても…


と、ちょうどいいタイミングで担任が入ってきた。


教室の話し声が減っていく。


まあ、これでも雅人はいい親友だ。


俺の過去も今も理解してくれる。


性格は外から見ても、真反対。


俺自身も真反対だと思ってる。


けど、


気は合うんだよな。