君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~














「・・・・・・!流也?!お父さんっ・・・・・・!」


綾羽の家に、再びお邪魔した。

綾羽と綾羽のお母さんは、驚いた表情で俺を迎えた。

そりゃそうだよな。

一回家を出たのに、また、綾羽の家に訪問してるんだから。


「お父さん、どうして流也が?」

「・・・・・・流也君に見せたいものがあるから連れてきた。綾羽も一緒に見るか?母さんも見るか?」

「・・・・・・見せたいもの?」


綾羽と、綾羽のお母さんは、不思議そうにうなずいた。


「ちょっと待ってて。」


綾羽のお父さんは、押し入れの中の物をすべて取り出して、何か探し物をしている。

すると、綾羽が不安そうに、俺に話しかけてきた。


「・・・・・・流也、お父さんと何の話してたの?」

「・・・・・・綾羽は何も心配しなくていい。何も気にすることはないから。」


俺は、綾羽の背中を優しくさすって、綾羽の不安を消そうとした。

それでも、綾羽はずっと、不安そうな表情をしていた。