君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~

「それで、流也君。」


綾羽のお父さんは、飲み終わったコーヒーをテーブルの上に置いて、俺の方に向き直った。


「君は、綾羽がすべての記憶をなくして・・・・・・君のことがわからなくなっても、綾羽のことを好きでいられるか?」

「・・・・・・はい。」


俺は、綾羽を想う気持ちが消えたり変わったりすることは絶対ない。


「俺は、綾羽を愛しています。誰よりもずっと。」

「・・・・・・。」


俺がそういうと、綾羽のお父さんは険しい表情をした。


「・・・・・・そうか。でも、流也君はいつか絶対、綾羽を諦めないといけない日がくる。」

「・・・・・・え・・・・・・?」