君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~

「・・・・・・。」


俺は、カフェでミルクティーを頼んだ。

男がミルクティーを頼むなんて、ガキ扱いされてるかな?

そんなガキっぽい俺に比べて綾羽のお父さんは、ブラックコーヒーを頼んだ。

ガキと大人の違いがはっきりとわかる。

俺が、綾羽のお父さんにガキだとみられている感じがして、すごく恥ずかしかった。

俺もカッコつけて、ブラックコーヒー頼めばよかった!!!


何分かたって、注文したコーヒーがきた。

俺たちは、ずっとコーヒーを飲んで、会話は全然していない。

さっきだってそうだ。

綾羽の家から、この駅前のカフェに来るまで、一言も話していない。


会話もなしで、なんか気分が落ち着かないと思っていると、綾羽のお父さんが口を開いた。