君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~

プリクラを撮り終わった後、私たちは町中を適当に歩いていた。


「暗くなってきたな。」

「うん。」

「今日はもう帰るか?」

「・・・・・・。」


どうしよう・・・・・・病気のこと・・・・・・話したほうがいいかな?

・・・・・・でも、これが私にとっては最初で最後のデートだし・・・・・・。


「・・・・・・あ、あのね・・・・・・流也・・・・・・。」

「ん?」

「・・・・・・私たち・・・・・・付き合って、一度もしてないよね?」

「え?・・・・・・何を?」

「・・・・・・キス・・・・・・。」

「・・・・・・え・・・・・・。た、確かに・・・・・・そうだな・・・・・・。」