愛しい人が亡くなって、長い年月が過ぎた・・・・・・。

俺は、高校を卒業して、国立の大学に入学した。

藤樹とは、同じ大学に通っている。

勉強する学科は、違うけど。

美緒は、小さいころから女優の仕事に興味があって、女優業に専念するために、俺たちとは違う大学に行った。


「・・・・・・美緒、今頃頑張ってるだろうな。」

「ああ。しっかし、俺がこの大学受かったのはマジで奇跡!お前は推薦入試で余裕だったけどさぁ!」

「藤樹も俺と一緒に、推薦入試で受けたじゃん!別に、余裕で受かったわけじゃねぇし!」


俺は、大学を一般入試で受けるのがだるかったから、藤樹と一緒に推薦入試専門のクラスに行って、勉強を頑張った。

勉強を一生懸命頑張ったおかげで、大学にも学校から推薦をもらえて、推薦入試で大学を合格したし、楽しい毎日をすごすことができている。


これも全部・・・・・・あいつのおかげかもな。