「一之瀬・・・・・・俺もお前が好きだ・・・・・・。大事な友達として、な・・・・・・。」


空に向かって、呟いてみる。

でも、一之瀬は流也の彼女だから、奪ったら流也がかわいそうだな。


「・・・・・・一之瀬、俺を好きになってくれて、ありがとう・・・・・・。お前も優しくて、良いやつだったよ・・・・・・。」


俺は、一之瀬の「優しさ」と片想いを胸に、ここから新しい毎日を送り出す・・・・・・。

あいつの記憶の中に、俺がいて・・・・・・本当によかった。

あいつの俺への恋心、絶対に忘れない・・・・・・。

一之瀬は、俺の大切な友達だ・・・・・・。