あの一之瀬が急にいなくなるなんて・・・・・・。

急に亡くなるなんて・・・・・・。


俺は、一之瀬のことが嫌いなはずなのに、一之瀬がいなくなってすごくショックだ・・・・・・。

一之瀬はよく、俺に向かって『藤樹君』って呼んでくれた・・・・・・。

周りの男子が惚れるような、かわいい満面の笑みで・・・・・・。


一之瀬はよく、俺に笑って話しかけてくれた。

一之瀬は俺のことを、友達と思って話しかけてくれた。

俺にとって一之瀬は、ただのクラスメイトなのに・・・・・・。

どうして俺は、一之瀬が亡くなったことが、こんなにもショックで悲しいんだろう・・・・・・?










それからしばらくして、流也から一通の手紙をもらった。