君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~

『○月○日 私・・・・・・流也が大好き。私の初恋の人。高校入学時から、一番見てきた人。私が記憶障害じゃなかったら、別れる運命じゃなかったのにね。なんで私、記憶障害なんかになったんだろうね。交通事故に遭ったからかな?神様のいたずらかな?別れる前に、またプリクラ撮ったり、遠い所に行ってデートしたり、恋人っぽいことたくさんすればよかったね。ごめんね、流也。私、こーたお兄ちゃんのところに行ってくるね。さよなら。』


綾羽の日記は、ここで終わった。


「・・・・・・っ!綾羽ぁ・・・・・・綾羽ぁ・・・・・・!!!」


俺の傍で、綾羽が眠っている。

綾羽が日記に書いていること、俺のことばっかりじゃん・・・・・・。

俺のこと、そんな風に思っていたんだな・・・・・・。


「綾羽っ・・・・・・綾羽。」


俺は何度も、愛しい人の名前を呼んだ。

でも、この声は・・・・・・彼女のもとには届かない。

今すぐ彼女の声が聞きたい・・・・・・。

彼女に愛してるって、伝えたい・・・・・・。

もっと、彼女と一緒にいたい・・・・・・!!!