君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~

俺の後ろで、一人の警官が大声で叫んだ。

もしかして・・・・・・綾羽が見つかったのか?!


俺は、警官が指をさしている方を見た。

そこには・・・・・・一人の女の子が、手に何かを持って、倒れこんでいた。

その女の子は、間違いなく綾羽だ。


「・・・・・・!」


俺は慌てて、綾羽のもとへ駆けていった。


「綾羽!!!」


俺は、とっさに綾羽を力強く抱きしめた。

綾羽の体はとても冷え切っていて、表情もとても青白くて、死んだように眠っていて・・・・・・まるで、心のない人形のようだった・・・・・・。


「綾羽、しっかりしろ!おい!起きろ!!!」


何度綾羽に声をかけても、綾羽は目を覚まさなかった。


「嘘・・・・・・だろ?」


綾羽は、死んだように眠っていた。

そして、綾羽は手に何かを持っていた。