君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~

しばらくして、ケータイの電源を入れると、綾羽のお母さんから電話がかかってきた。


「もしもし?」

『あ、流也君?一応綾羽のことで不安になって、警察に連絡したんだけど・・・・・・綾羽は見つかった?』

「いえ、今警察と一緒に探しているところです。」

『そうなの・・・・・・。私も近所の人に呼び掛けて、一緒に探しているところなの。』

「そうですか・・・・・・。」

『あのね、流也君。おばちゃん、ちょっと心当たりがあるんだけど・・・・・・。』

「え?」

『綾羽はもしかしたら、○○山にいるかもしれない・・・・・・。』

「え・・・・・・?」


○○山って、緑が豊かな有名の山だ・・・・・・。


「どうして綾羽がそんなところにいるってわかるんですか?」

『・・・・・・綾羽にはね、お兄さんがいたの。』

「え・・・・・・?」


綾羽にお兄さんがいた?!