朝、目が覚めて隣を見ると、同じベッドに愛しい人が寝ている・・・・・・。

とても幸せなことだ・・・・・・。


君の優しい手・・・・・・。

君の温かい体温、体のぬくもり・・・・・・。

君の優しい声と吐息・・・・・・。

「愛してる」の一言・・・・・・。


君のすべてが大好き・・・・・・。


「う、う・・・・・・あ、ああ・・・・・・あ、うあ・・・・・・。」


私の目から、大量の涙があふれた。

私は、バカだ・・・・・・。

流也と結ばれなかったらよかった・・・・・・。

なんで結ばれて、後悔したんだろう・・・・・・。

私から誘ったのに・・・・・・。


流也と結ばれてから余計に、記憶をなくしたくないという気持ちが強くなってきた・・・・・・。

これ以上流也の傍にいると、私は自分で自分を傷つけてしまう・・・・・・。

私が記憶をなくしていくと、流也を傷つけて、悲しませてしまう・・・・・・。