「春樹くん。私は春樹くんのこと避けないし、これからも一緒にいる気だよ」
僕の心はたったその一言で暖かくなった。
僕は可憐ちゃんに初めてあった時、この子もいつか、僕のこと知って僕から離れていくのだろう……
あんな辛い思いをするのはもう…嫌だ……
だったら、もう誰にも関わらない!
そう決めていた。でも、この子に最後の望みをかけてみよう!なぜか、そう思った‥‥
可憐ちゃんの「ありがとう」その言葉とあの笑顔は僕の心を苦しくさせた。
なんて輝いているのだろう。離れて欲しくないな。でも、離れていくのかな?
彼女に会えば会うほど苦しくなった。
それでも、一緒にいたいと思った。