冷蔵庫サイドストーリー

とりあえず透視ができない事は分かった。


「じゃあ、光を出してみてくれ」


佐田から聞いた話を思い出し、僕はシグマから距離を取るため立ち上がる。

「光に触れただけで消えた」と言っていた。


シグマにその気がなくても、何かの弾みで消されてはたまらない。