せんせっ!

「ま、まぁまあ。嬉しいけどあまり怒らないで?ね?」

「はぁぁぁ。」

もえちゃんが言ってるのは、わたしが先生を“愛澤先生"って呼んでること。

私は好きだから、最初のうちは希汰先生って呼んでたんだけど

先生が名字で呼ばないんならお前と話さないって言うから・・・

その後何度も頼んでもやっぱりだめで、しぶしぶ愛澤先生って呼んでるの。

「で?その愛澤に朝はどんなこと言われたのよ?」

「先生ってつけようよ〜。」

「いいから。」

「あのね、早く俺の視界から消えてくれる?だって〜!!きゃぁー!」

「・・・今、あいつに殺意を覚えたわ。あんたはなんでそんなことで喜んてるのよ?Mなの?」

「よーく考えてよもえちゃん!消えてってことはね、消える前までは先生の視界に入ってるってことだよ!うれしいよ!」

「あー、そうだったわね。あんたは超ポジティブだものね。」

「ふふっ、うれしいなぁ〜。」

今日の数学は、4時間目か。

初めて先生と話した日のこと、思い出すなぁ。