あれから、数日後



登校しているとき一樹は気になって聞いた。



「ところで、神野たちはどうなった??」



『いつものことだ。』宏実が言う。



『そうそう。見てみ。あれ。』真咲が言った。



真咲の指差すほうを見た。



そこにいたのは、先頭に絢。後ろに神野たちだった。



「あぁ。そういうことか。」



一樹が絢の腹黒を知ったのは、つい最近。



そういいながら、生徒会室に向かった。