俺たちの妹・2

玄関に行くと荷物を抱えた兄貴と新を抱っこした彩さんがいた。

「兄貴、彩さんありがとう」

「みぃの為だからな」

「ふふ、そうね。彼方ったら張り切ってたわよ」

彩さんは笑いながら新を降ろした。

新は彩さんの足元にくっつきながら、俺をジッと見ていた。

「新、大きくなったな〜。おいで」

そう手を広げると、

「ひぃ〜」

とにっこり笑って俺に抱っこをせがんできた。

「日向の認識も出来てるんだな」

「日向くんは遊んでくれるから、あっくんも大好きだよね〜」

兄貴と彩さんの会話を聞きながら、大分重くなった新を抱いて、高い高いをする。

「キャッキャッ」

新は大喜びで声をあげて笑っていた。

「新、重くなったな〜」

俺の言葉にコテンと首をかしげる姿は、小さい頃の美晴と重なって見えた。




「みぃと似てるって思っただろ」

突然兄貴に言われて振り返った。

「なんで分かったの?」

「俺もよく思うから。小さい頃のみぃに新はそっくりだよ」

「彼方はよく言ってるわよ。新は自分よりみぃちゃんにそっくりだって」