俺たちの妹・2

「あの頃から比べたらみぃは、大きくなったよな〜。ほんと成長感じる」

「確かにな……あんなに小さかったのに……」

司と彼方はしみじみみぃちゃんを見つめていた。

俺も2人に釣られて、視線をみぃちゃんに移し、暫く3人で見つめていた。






「「みぃっ……」」

2人が言葉を発した瞬間、俺はみぃちゃんの側に駆け寄った。


みぃちゃんが突然嘔吐した。

側に看護師が居てくれたから、直ぐに容器は貰えたけど、少し汚れてしまった。

「ケホケホッ…ご、めん、なさ…い。ケホケホッ、ケホケホッ…」

酷く咳き込み始めて、呼吸が苦しそうだ。

「樹、発作起こってるな…」

「このままじゃ、意識飛ばし兼ねないから、発作止め打つな」

「頼む」

「みぃちゃん、ちょっとチクっとするよ〜」


声を掛けながら、みぃちゃんの腕に注射を打つ。


ケホケホッ…ゴホゴホッ…ゴホゴホッ…


このままじゃヤバイな……

「みぃ、ゆっくりでいいから深呼吸な。大丈夫、俺も彼方も樹もいるから。
焦らないで。すって〜、はいて〜」

司は、みぃちゃんの背中摩りながら声をかける。



暫くすると落ち着いてきた。


「みぃ、発作の後だし、酸素付けておこうな」

司の言葉に小さく頷いたみぃちゃん。

その後、スッと意識を飛ばして眠ってしまった。