俺は美晴を毛布で包んで抱き抱えて、リビングへ急いだ。
「兄貴っっ‼︎ 美晴の熱が高いんだ。病院まで運んでくれる?」
俺の声に反応した兄貴と彩さんは、俺に抱き抱えられた美晴を見た。
「え?……」
「どうして……」
兄貴も彩さんも驚きを隠せてない。
「夜中から熱が上がってたみたいなんだ。音が悪かったのはこれの前兆だったのかも……。
悪いけど兄貴、俺はみぃを抱いておくから、病院まで運んで欲しい」
「分かった。彩はもし入院になった時の為に入院セット確認して欲しい」
兄貴は彩さんが何をしていて欲しいのか、的確な指示を出していた。
「うん。入院になったら教えて?渡しに行くから」
「いや、新がいるだろう?まだ小さいし、元気な時にはあまり病院に来るのは良くないかな……」
「……そっか。じゃぁ、私はみぃちゃんの為に何ができる?」
「家に帰ってきた時にいつもと変わらず接してあげて欲しい」
「分かったわ。みぃちゃんがまた安心して暮らせるように色々整えておくわね」
彩さんも兄貴の言葉で気持ちを落ち着かせてくれた。
「兄貴っっ‼︎ 美晴の熱が高いんだ。病院まで運んでくれる?」
俺の声に反応した兄貴と彩さんは、俺に抱き抱えられた美晴を見た。
「え?……」
「どうして……」
兄貴も彩さんも驚きを隠せてない。
「夜中から熱が上がってたみたいなんだ。音が悪かったのはこれの前兆だったのかも……。
悪いけど兄貴、俺はみぃを抱いておくから、病院まで運んで欲しい」
「分かった。彩はもし入院になった時の為に入院セット確認して欲しい」
兄貴は彩さんが何をしていて欲しいのか、的確な指示を出していた。
「うん。入院になったら教えて?渡しに行くから」
「いや、新がいるだろう?まだ小さいし、元気な時にはあまり病院に来るのは良くないかな……」
「……そっか。じゃぁ、私はみぃちゃんの為に何ができる?」
「家に帰ってきた時にいつもと変わらず接してあげて欲しい」
「分かったわ。みぃちゃんがまた安心して暮らせるように色々整えておくわね」
彩さんも兄貴の言葉で気持ちを落ち着かせてくれた。

