俺たちの妹・2

しばらくすると、みぃちゃんの発作は落ち着いた。

良かった………



「俺、ちょっと心配だから美晴の部屋にいるね。彩さんと兄貴はゆっくりしてて」

そう言って、みぃちゃんの部屋へ入っていった日向くん。

「日向くんも彼方と同じで心配性よね……」

「年の離れた妹がいたら、誰だって心配性になるよ……それに、俺たちの妹は甘える事はほとんどしない、みぃだからね。俺たちが汲み取ってあげないとダメなんだ……」

「最近は甘えられる対象が出来て、彼方や日向くんにも甘えてるでしょ?今日私にも甘えてくれたもの」

そう言うと、

「マジで?」

と本気で驚いた彼方がいた。

「うん、眠るまで手をつないでてって………」


「………そっか。彩も甘えられる対象になったんだな」

「女性が恋しくなったとか?」

「いや、みぃはそんな事で甘えたりはしないよ」



彼方の言葉を聞いて、心がポカポカ暖かくなった。

「………甘えられる存在になれるって嬉しいね」

「俺と日向はその存在になれるまでほんと長かったよ……」

「司くんと、葵くんに感謝だね」