俺たちの妹・2

「吐き気はないの?」

「うん……今回は大丈夫みたいなの」

「それは良かった」

美晴は吐き気があったら一気に体重落ちるからな……


美晴はゆっくり起き上がった。

目眩も、酷くはないみたいだな………

すりおろしたりんごをみぃに手渡す。


少しずつ口に含んでいく。


半分食べ進めた所で、


「も、むり」

と手を休めた美晴。

「分かった。また食べれそうになったら教えて」

「うん」


食べれる量は少ないけど、美晴にとったら、体調悪いのに食べれた事がすごい事だからな……


「美晴、明日、もし熱が下がってなかったら、大学は休むんだよ」


「……………え?」

「今は点滴のおかげで元気でいられるけど、完全に元気になってる訳じゃないからね」

「……………はぁい」

美晴は少し寂しそうに返事をした。


「体のだるさと熱がなくなれば行ってもいいから、今は大人しくしておこうな」

「分かった。早く良くなれる様に大人しくしてる」


美晴は今の自分の状況を受け入れているみたいだった。