俺たちの妹・2

もっと色々言ってやりたい事があったけど、親友がいない可哀想な人という事が分かったし、この人にこれ以上言っても意味がない気がしたから、最後に一つだけ……


「貴方、医者志望なの?」

「えぇそうよ」

「私は貴方みたいな医者には診て欲しくない。もちろんみぃも嫌がると思う」


「どうして?私は優秀な医者になれるわよ」


凄い自信……


「いくら腕が優秀でも、患者に寄り添う気持ちがない医者には診てほしくないから」

「気持ち?そんなの関係ないじゃない。
腕がいい事が最優先なのよ」

彼女は、この負けん気できっと腕はいい医者になるだろうけど……

患者には不人気な医者になるだろうな……



「まぁ、私達には関係ないけどね……
それと、みぃに嫌がらせするのは辞めなさい。
葵の事が好きなら、葵に言うべきよ。
みぃに言うなんてて卑怯だわ」

「葵くんは私には見向きもしてくれないもの」

「俺にはみぃがいるんだし当然だよ」

「私の方が葵くんに迷惑を掛けないハズよ」

「みぃがいつ俺に迷惑を掛けてるの?」

「え?…………体調が悪いと看病しなきゃだから迷惑でしょ?」

「そんな事を迷惑と思ってるとしたら、人として悲しいね……」