俺たちの妹・2

講義が終わってから少し話した。

楓からの説明はこうだった。

みぃがいつも持ち歩いたり、身につけている物を変装する人が持って、カフェのテラスに座る。

声を録音しておく。できればビデオも……

罵声を浴びせられても反論しない。

いつものみぃみたいに振る舞う。

そして彼女が満足して立ち去るところを捕まえる。


言葉だけじゃ簡単そうだけど……

上手くいくのかな………


「とりあえず変装は桜にお願いしてみるよ」

「桜って?」

「俺とみぃの幼なじみ」

「それは今回の変装にもってこいの人だね。この大学に通ってるの?」

「あぁ、看護師目指してる」

「そっか〜」

どこか嬉しそうな楓。

言っておいた方がいいだろうな。

「桜は彼氏いるからな」

「……………っ‼︎ そうなの?残念……」

やっぱり……

「友達紹介してもらう様に頼んでみるよ。みぃの事解決したら」

「………マジで?嬉しい」

楓のテンションが上がった気がした。