「父さん‼祖父ちゃん、祖父ちゃんの名前はなんだったっけ⁈」
「えっ、なんだよ突然…」
「いいから‼」
まさか
まさか
夢を見ながらずっと考えていた。
俺の名前
清人がなぜ、大切な鍵を自分で持ち続けなかったのか…
友人に託したのか…。
「親父の名前は栄だよ。
お前は親父の名前を受け継いで栄二って名付けたんだ。」
やっぱり…
あの鍵を
清人はなんらかの理由で親友である俺の祖父に渡したんだ。
そして今それを俺が受け継いでいる。
最早、運命としか感じられなかった。
あの夢も
この鍵も
清人が俺に送るメッセージなんだ。


