「ひろちゃん、どう?お父さんが作ってくれたのよ?ステキでしょ?」 「ステキって… そんな言葉じゃなりねーよ‼ 秘密基地にしようぜ‼」 体の奥底から湧き上がる興奮を抑えきれず 秘密基地にのりこもうとした清人を鈴が止めた。 「待って‼」 その言葉にピタリと体を止めた清人は 興奮の邪魔をされた気持ちになって、口を尖らせながら振り返った。 鈴も鈴で両手を腰に添えて口を尖らせながら清人を見ている。 「早く入ろうぜ?」 「入る前にすることは?」 入る前にすること? 清人は少し考えた後、閃いた。