「おばちゃん、おばちゃん、枝豆持ってきたから!
母ちゃんが食べて下さいって‼」
玄関で叫ぶと、居間から鈴の母ちゃんが枝豆を取りにやって来た。
「ひろちゃん、服はどうしたの?」
タンクトップを脱いで、上半身だけ裸になってる清人を見て、鈴の母はくすくす笑った。
「これ」
タンクトップで包んだ枝豆を差し出すと「まあ、…ちょっと待ってて、直ぐに服を返すから」
枝豆を台所に持って行き、慌ててタンクトップを返してくれる。
「鈴なら家の裏に居るわ。麦茶を後で持って行ってあげるから遊んでいてね」
「はい‼」
返事をして直ぐに、玄関を飛び出して裏に回ると
そこにあった掘っ建て小屋を目の前にして
清人は言葉を失うくらい、驚いた。


