なにやら、お父さんが作ったステキな物が完成したらしい。 清人はそれが早く見たくて、見たくてどうしようもないのだ。 それでも母のいう事も聞かなくては、後が怖い。 裏の畑に行って、グワッと両手に枝豆を握ると、引きちぎるような勢いで一気にもぎ取って行く。 もぎ取ったわいいけれど、周りを見渡しても、枝豆を入れる物がない。 家に取りに行く時間も勿体無くて、着ていたタンクトップを脱ぐとその上に枝豆を置いていく。 ギリギリ包めるくらいまで枝豆を収穫すると、それを腹の前に抱えて走り出した。