「そりゃそうだね…

年齢的に君が鈴ならおかしい。


と、いうことは…

君は彼女の孫かな?


可愛らしい大きな瞳なんかが…そっくりだ。」


そう

まるで


大人になった鈴を…

夢の続きを見ているような気分で

思わず

恥ずかしげもなく

言葉にしながら

清人がしていたように

彼女の頬に触れると

その頬がほんのりと淡いぴんく色に染まっていく。


本当に


夢の続きを見ているような気分だ。