きっと君を探すから〜kiyoto〜




新聞をパラパラめくっていると

いつかの出来事が載っていて目頭が熱くなる。


そう、鈴のため、鈴の家族のため、商店街のために清人と栄たちが手作りしたチラシを一生懸命に配ったあの出来事だ。


夢の中ではつい、数ヶ月前のことが


もう、時間が立ちセピア色に変色された新聞に載っている。


夢の中でこの頃の清人はあんなにも元気だったというのに…



清人は病に負けてしまった。


あの頃の医学がもっと発展していたなら…


もしかしたら清人は生きていたかもしれないと思うと


堪え難い切なさだ…。


でも、まだ…


泣くわけにはいかない。


約束を果たすまでは泣かないと決めたのだ。


それがどんなに


切なかったとしても…

苦しかったとしても…。