きっと君を探すから〜kiyoto〜



ようやく陽がくれ始めた頃には待ちくたびれて、畳の上で寝てしまっていた。



「鈴ちゃんと約束してるんじゃないの?」と母に起こされ、飛び起きる。


「今日は特別、暗くなるまでは鈴ちゃんと一緒にいてもいいわよ。」

門限に厳しい母にしては珍しい言葉だったけど、小学校も卒業して、また一つ大人になったんだ「母ちゃんもだいぶ、子供心が分かって来たな」と生意気を言っても

今日の母は優しく笑うだけだった。



「お菓子を作ったの。鈴ちゃんと食べるといいわ」と大福まで持たせてくれた。


鈴の喜ぶ顔を想像しながら秘密基地に行くと、鈴はすでに中で待っていた。