きっと君を探すから〜kiyoto〜





冬休みも終わりに近づいた頃


清人は突然、鈴の家に呼び出された。


いつも自分の家に鈴が来るのが普通だったから

久しぶりにあがった鈴の部屋は女の子らさしい部屋に模様変えされていたらしく


なかなか居心地がわるいものだった。


「鈴…?話しってなんだよ?」

さっさと本題に入ろうとした清人に鈴は聞き返した。



「ねえ、きよちゃん…

きよちゃんは…私のことが…


好き?」




そう聞く鈴の表情は、何かとても焦っているような、緊張感のある顔をしているから


驚いてしまったけれど

好きなのかと聞かれた照れ臭さで、清人は小さく頷いた。


どうして突然、そんな事を聞かれたのかはわからないけれど


真剣すぎるその瞳を見て


自分も今はふざけた態度をとれないと思った。