茜空にあなたとあたし

授業が始まって、朔の後ろ姿を見ながら後悔と覚悟の間で心がゆらゆらと揺れていた。


「ねえ、朔くんとなんかあった?」

後ろの席の風南が小声で話しかけてきた。

振り向いた涙目の私を見て、風南が何かを悟ったように…


「後で…中庭にでも行こう」

そう行って背中をポンポンっと軽く叩いた。

授業が終わって、風南と中庭に移動した。