茜空にあなたとあたし

そのまま部屋を出た朔のことを、追いかけることはできなかった。

追いかけることが、余計に朔を苦しめてしまう気がした。


幼なじみの朔は、あたしにとって家族と同じぐらい大切な人。


朔には笑っていて欲しい…


そう願っているのに、朔の笑顔をあたしが奪ってしまった。

ごめんね、朔。

あたしはどこかで、こうなることをわかっていたような気がするの。