恋のデザインは色鮮やかに。

私と目が合うなりすぐに表情が変わった。


「あ…そうだった…。

外の人ごみ地獄からやっと逃れられたと思ったら、会社の中にはナルがいるんだった…はぁ」


「人の顔見てため息つかないでもらえますか?

片付けの続きやりますよ!
今日で終わりそうなんですから」


「無理。動けない。」


そんなに怠けたことを言うレイさんの背中を押しながら、部屋まで歩かせる。


その途中で篤人君がレイさんに声をかける。


「兄貴!
俺、ウザいですか?」


「あぁ」


あ…。


あーあ。



篤人君はレイさんの短すぎる即答に撃沈させられた。