恋のデザインは色鮮やかに。

「イ、イメージは膨らみましたか?」


「あぁ。
まとまってきた」


レイさんのことだから、素敵な案が溢れ出していることだろう。


そして、2人並んで石畳を歩く。


脇に植えられた木からはセミの声。
風に運ばれてくるのは爽やかな夏の香り。
先に見えるのはこれから2人で歩く道。


今年の夏はまだ始まったばかり。


そして私達の新たな物語も、綴られ始めたばかり。