恋のデザインは色鮮やかに。

「もう…、自分勝手なんだから…」


「自分勝手なのは前からだよ」


その潔さに呆れるけど…。


「仕方ないですね。


私がずっとレイさんの隣にいてあげますよっ!」


ふざけてレイさんの腕に飛び付く。


暑い、と言ってくるレイさんに手で扇いで風を送る。
いつか私にくっついてきたレイさんにやられた仕返し。


こうやって、訳もなくじゃれ合えるのも悪くない。
それがたぶん、私達の居心地のよいスタイルなんだと思う。


だってずっと、会社に着くまで話が尽きることがなかったんだから。