「ナルが会社に戻ってくる前に、この話はしておきたかったから」
「話してくれてありがとうございます」
ピタリと、私の少し先でレイさんは足を止めた。
つられて私も止まると、レイさんは振り返ってじっと私の目を見据えた。
「展示会で俺が優勝できたのは、ナルのお陰だと思ってる。
ナルはどんなイラストだったら喜ぶだろうって考えながら描いたんだ。
この期間で改めて思い知らされたよ。
俺にはナルが必要だ。
そのままのナルでいいから、俺から離れるな。
どんな事情があろうと離れるな!」
駄目。
泣いちゃ駄目。
涙を飲み込んで、笑顔をつくる。
「話してくれてありがとうございます」
ピタリと、私の少し先でレイさんは足を止めた。
つられて私も止まると、レイさんは振り返ってじっと私の目を見据えた。
「展示会で俺が優勝できたのは、ナルのお陰だと思ってる。
ナルはどんなイラストだったら喜ぶだろうって考えながら描いたんだ。
この期間で改めて思い知らされたよ。
俺にはナルが必要だ。
そのままのナルでいいから、俺から離れるな。
どんな事情があろうと離れるな!」
駄目。
泣いちゃ駄目。
涙を飲み込んで、笑顔をつくる。


