恋のデザインは色鮮やかに。

なんだか敵地に乗り込む感覚だけど、勇気を振り絞って…レッツゴー!!


ズカズカと、入ってすぐに待ち構えている受付嬢を目指す。


「青山賢一さんに用事があって来ました。
成瀬琴乃といいます」


「はい。成瀬様ですね。

あちらのエレベーターを使って15階までお上がりください。
突き当たりが青山の部屋となっております」


もう少しごたつくと思ったのに…。
一瞬も綺麗な笑顔を崩すことなく、透き通るような声で返された。


「あ…はい。

ありがとうございます…」


思っていた以上にすんなりと案内されて拍子抜けしてしまった。


外の景色を見ながらスムーズにエレベーターは15階まで上がる。