恋のデザインは色鮮やかに。

机の上には、ペンやメモ帳、本や時計など、それぞれの私物が置かれている。


2人はこの机に並んで仕事をしているんだろうか?
見たことはないけど、簡単にそのイメージができてしまう。


いつもレイさんが仕事を拒否するため、私は1度もここに並んで座ったことがなかったのに…。


そういえば、レイさんはいつも作業場で暇そうにしていたな。


今ではそんなこともないのだろう。


ギュッと、懐中電灯を握る手に力が入る。


過去のことを思い返していると、ふと目に入った机の上に置いてあるUSBメモリ。


それを見つけてしまった私は、もう止まらなかった。


頭では自分のしていることに警鐘を鳴らすのに、体はその音に全く反応しない。